神田川の桜2011〜神田上水公園でスイングパノラマ

昨年は、江戸川橋から明治通りまでの区間で、スイングパノラマのページを作りました。今年は、小滝橋から大東橋までの神田川右岸に整備された、新宿区立の神田上水公園を中心としたパノラマ風景のページを作りました。地元中心ですが、季節には大賑わいになる区間です。昨年のスイングパノラマはコンデジのHX5Vでしたが、今年は一眼のα55で撮影。ちょっとばかりですが、クオリティは上がっているはずです。

サムネールをクリックすればより大きなイメージでご覧いただけます。

●小滝橋からスタート

 神田上水公園の北側の入口は小滝橋です。小滝橋から南西へと流れる神田川の右岸沿いに整備された、親水公園が神田上水公園です。東京都のサクラの名所という点では、知名度は高くはありません。実は小滝橋まで交通の便はあまり良くありません。最寄り駅は東京メトロの落合駅。JRだと高田馬場からバス利用になります。

 それでも、大東橋までのおよそ500mほどの公園内には、サクラが途切れることなく続きます。そんな公園には地元の人を中心に、季節になると多くの人が訪れます。このページは公園の風景と共に、区間中の橋上などでも撮影しました。住宅地に近い親水公園の様子をお届けします。

小滝橋側公園入口
小滝橋側公園入口
神田上水公園の小滝橋側公園入口です。公園入口近くは、豪勢にも2列に桜が植えられています。おじさんに居座られちゃいました。
遊歩道の始まり
遊歩道の始まり
神田上水公園は、遊歩道というか緑道公園です。大東橋までのおよそ500mほどの区間は、途切れることなくサクラが続きます。
亀齢橋と神田上水公園
亀齢橋と神田上水公園
神田上水公園は、途中2箇所一般道の橋のために途切れます。ここは、亀齢橋。東中野方面への裏道になっているため、ちょっと交通量の多い橋です。
亀齢橋の上から
亀齢橋の上から
厳密には公園の外の風景になりますけど、まぁご勘弁。上のカットの亀齢橋の橋上でスイングパノラマです。下流側を撮りました。
タイル舗装の緑道で
タイル舗装の緑道で
500mほどの区間ですが、神田上水公園は趣を変えた整備が施されて飽きません。この4月から新宿区立公園は園内禁煙になりました。
オブジェもあります
オブジェもあります
付近に説明や開設のボードはありませんので、一体何を意味する誰の作品かはわかりませんけど、こんなオブジェもあります。

●歩いてサクラを楽しむ親水公園

 神田上水公園は川沿いの狭い場所に整備されています。そのため、ブルーシートを広げてドンチャンやる宴会のスペースはあまりありません。大きな会社が近くにないので、大規模な花見宴会もありません。ここは、歩いてサクラを楽しむスタイルが合っている場所だと思います。

 撮影は人の少ない時間帯を考慮して、朝行いました。さすがに前夜の宴会のゴミが所々に散乱していましたけど、見苦しい宴の跡はありません。昼になると、近所の仲良し奥様グループなどが、酒臭くない宴会を楽しんでいる風景が見られます。

南小滝橋の近くで
南小滝橋の近くで
神田上水公園の区間で、最もサクラの密度が濃くなるのが、この付近です。車止めの先に見えているのは、南小滝橋です。
南小滝橋は絶好の観桜ポイント
南小滝橋は絶好の観桜ポイント
上のキャプションでも書きましたが、南小滝橋付近のサクラはとても豪勢です。橋の通行量も少ないので、サクラを眺めるには絶好の場所です。
親水歩道になってます
親水歩道になってます
冬の間は流れが止められちょっと寂しげでけど、遊歩道脇には小さな流れが作られています。何でも神田上水を模したものだとか。
親水歩道と一般道
親水歩道と一般道
神田上水公園には平行する一般道があります。普段は近辺を通り過ぎる人は一般道を歩きますけど、この季節は皆さん園内の歩道を歩きます。
大東橋から下流側を見る
大東橋から下流側を見る
南側の公園入口に架かる大東橋から下流側を撮影しました。写真右手が新宿区の神田上水公園。左手は中野区整備の遊歩道です。
大東橋側公園入口
大東橋側公園入口
東屋風のようなひさしの下にベンチのおかれた南側の公園入口です。ちなみに、神田上水公園は自転車の乗り入れは禁止になっています。